2008年06月08日

2009年大河ドラマ「天地人」キャスティングについて

08.6.8-1














上杉景勝画像(上杉神社蔵)

昨日、私のブログを読んだ友人からメールがきました。

(以下転載)
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> 阿部さんならやはり前田慶次郎でしょう。

私的には阿部謙信でなく、
他の役者との横並びカット封印(長身隠し)の条件付で
阿部景勝を望みたいです。

> 極度に寡黙で、常に眉間に皺を寄せていたので深い縦皺が刻まれて
> いたとのこと。

この辺の顔、眉間の演技‥‥というか、そのまんまでO.K.ではないか、と。

> 問題は声です。景勝の声はどこまでも低く野太い感じでしょう。
> (あくまでイメージですが)

はい、全クリ。
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なるほど、阿部さんなら景勝が合いますね。(身長を除き)
全く考えていませんでした。

謙信はやっぱり違いますね。
昨年の「風林火山」で、Gacktが謙信を演じましたが、賛否両論だったと思います。
どちらかというと「否」のほうが多かったかもしれませんが、私的には、
上杉謙信という人は、あんな感じの人だったのでないかと思っています。
常人離れしたどちらかというと中性的な雰囲気、神秘性・カリスマ性など、うまく
表現されていたと思っていました。
来年は全く違う謙信像にしたかったのでしょうね。

今更ですが、↓こんな感じのキャスティングだったらワクワクしたでしょうね。
メインキャスト全員の身長が180cmオーバーの大迫力かつアダルトな感じです。

・直江兼続:徳重聡 187cm
・上杉景勝:阿部寛 189cm
・上杉謙信:渡辺謙 184cm 

まあ本当に今更なんですが。

Kさん、来年は大河ドラマを観て、語り合いましょう。楽しみにしています。
メールありがとうございました。  
Posted by ikusanin at 11:06

2008年06月05日

NHK大河ドラマ「天地人」主要キャスト決定

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常盤貴子に長澤まさみ「09年大河」気になる配役事情

越後の名門・上杉家の家臣・直江兼続(かねつぐ)を妻夫木聡(27)が演じる
来年のNHK大河ドラマ「天地人」の主要キャストが発表された。兼続の知名度は
低いが、NHKは民放ドラマや朝ドラでおなじみの顔ぶれを動員する堅実な戦略に
打って出た。果たして天下は獲れるか?

Yahooニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080604-00000001-ykf-ent
NHK大河ドラマ「天地人」 http://www.nhk.or.jp/drama/html_news_tenchi.html
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■大河ドラマ「天地人」 配役

直江兼続:妻夫木聡
上杉景勝:北村一輝
お船(おせん):常盤貴子
初音(はつね):長澤まさみ
樋口惣右衛門:高嶋政伸
お藤(おふじ):田中美佐子
樋口与七:小泉孝太郎
泉沢久秀:東幹久
上杉景虎:玉山鉄二
華姫(はなひめ):相武紗季
菊姫(きくひめ):比嘉愛未
仙桃院(せんとういん):高島礼子
上杉謙信:阿部寛


愚痴は言わないことにしているのですが、言わせて下さい。
最重要の謙信、景勝の配役がまったく理解できません。
阿部さんは身長190cmです。謙信は大柄ではないです。
阿部さんならやはり前田慶次郎でしょう。
景勝は、極度に寡黙で、常に眉間に皺を寄せていたので深い縦皺が刻まれて
いたとのこと。しかも家臣の前で笑顔を見せたのは生涯たったの一度だけだった
というほどの人物です。一言でいえば”剛直”な武将です。
問題は声です。景勝の声はどこまでも低く野太い感じでしょう。
(あくまでイメージですが)
しかし北村さんの声は・・・。あぁ・・・。

いけないいけない。愚痴や不平不満はよくない!
お船役の常盤さんは良さそうです。妻夫木君にも期待しよう。
後は最も大切な脚本です。「篤姫」の視聴率がいいのはキャストもそうですが、
脚本がいいからです。
原作を脚本でなんとか立て直して下さい。

気持ちを切り替えて、楽しみに待ちます。


08.6.5-1








▲友人H君の奥さんがつい先日新潟に行ったときに買ってきた、直江兼続所用の
「愛の前立」の兜をかぶったドラえもん携帯ストラップです。
もうこういった商品が発売されているんですね。商魂逞しいです。
友人からもらったので、私は携帯ストラップ付けない派なのですが、
「天地人」を応援する意味で付けています。  
Posted by ikusanin at 09:49

2008年01月27日

篤姫

1月6日から始まったNHK大河ドラマ「篤姫」の感想。

初回は、歴史好きの友人3人と、歴史に興味がない友人1人、そして私の5人で
観ました。
観た全員共通の感想は、『大河ドラマというより朝の連ドラみたいだね』

大河ドラマらしくない、軽いポップな感じです。
もっとも近年の大河はこういう傾向ですよね。
初回の視聴率は、昨年の「風林火山」より低かったようです。
ただ私は意外にも結構好きです。
初回を観たときには、『続けて観るのはやめようかな』と思ったのですが、
回を重ねるうちになんだかしっくりくるようになってきました。
昨年11月末に鹿児島旅行に行っていたことで、親近感を覚え感情移入できて
いるのかも。

今のところ脚本がとてもいいです。
やはりドラマで最も大切なのは「脚本」です。

天璋院篤姫は、明治維新の動乱期に大奥の主として重要な役割を果たしていますので、
ホームドラマの枠を超えて、その辺りの歴史群像をうまく描いてもらいたいですね。

主役の宮崎あおいさんは、太陽のような笑顔の女優さんですね。
大河ドラマ史上最年少の主役ということですが、十分その役割を果たせそうです。

今夜の4回目。
斉彬と於一(篤姫)との初対面ですね。
楽しみに観たいと思います。

ps,来年こそは剛直な大河ドラマが観れるかな?
ああそうか。来年は「愛」をテーマにしたラブストーリーでしたね。
こうなったらとにかく「美しい」大河ドラマにしてほしいと思います。色々な意味で。
NHKさん、どうぞよろしくお願いします。  
Posted by ikusanin at 09:30

2007年12月20日

天地人の直江兼続役が決まりました。

09年のNHK大河ドラマ「天地人」の主役・直江兼続役が妻夫木聡さんに決まりました。

「う〜ん、小さい・・・。」
背が低すぎますね。

このキャスティングで、「利家とまつ」「功名が辻」に続き、戦国ラブストーリー
になることが決定しました。
上杉家の「義」が、「夫婦愛」に取って代わられそうな予感が。
あぁ、溜息が...。

私はラブスト−リーも好きです。
家には、「恋におちて」「ノッティングヒルの恋人」「恋人たちの予感」
「ユー・ガット・メール」などのDVDがあります。
でも大河ドラマ、特に戦国時代ものには必要ないと思っています。

でも前向きに考えよう。
敬愛する直江公が大河ドラマの主人公になることで、日本中の人達に直江公の
偉大さが伝われば十分です。

期待しましょう。  
Posted by ikusanin at 13:03

2007年04月28日

2009年大河ドラマは直江兼続

なんと2009年のNHK大河ドラマの主人公は、敬愛する直江兼続公に決まりました。

以下毎日新聞より転載
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NHKは26日、09年の大河ドラマを、戦国大名・上杉景勝の家臣、直江兼続(かねつぐ)の生涯を描く「天地人」に決めたと発表した。原作は火坂雅志さんの同名小説。脚本は現在放送中の連続テレビ小説「どんど晴れ」を手がける小松江里子さんが担当する。NHKは「戦国武将にしては珍しく、かぶとに『愛』の字を掲げた人物。仁愛や義理といった失われつつある日本人の品格を描こうと、題材を選んだ」と説明している。
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これはかなり意外でしたね。友人からは「ついにブレイクする時が来たね」というメールが届きました。そうです。直江は戦国好きの人なら知らない人はいない名将ですが、一般的な知名度はかなり低いです。もっとも「花の慶次」のヒットによりそれなりに知られていましたが、やはり一家臣ということで、大名クラスに比べればそれなりに、という感じでした。

NHKは今年の山本勘助といい、大名クラスから家臣クラスに主人公を変えてきましたね。もっとも以前のブログに書きましたが、九州などの大名にはまだ面白い武将が数多くいるのですが...。

脚本家は女性のようですが、どうか上杉家らしく剛直なシナリオになりますように、期待しています。まさか近年の傾向通り、ラヴストーリーにはならないでしょうね...。

一番の不安はキャスティングです。
誰が直江を演じるのか?
そしてもう一人。直江が主人公なら、前田慶次郎は欠かせないでしょう。
思い出すのが、「利家とまつ」の時の慶次郎役。なんと及川光博君でした。
これには友人一同ブーイングでした。慶次郎は、六尺三寸(約190cm)、二四貫(90kg)の巨漢です、いくらなんでもミッチーとは、似ても似つかないです。お願いですから体の大きい人をキャスティングして下さい。間違っても、小柄で華奢な人はやめて下さい。

楽しみ半分、不安半分ですが、期待しています。

  
Posted by ikusanin at 17:13

2006年12月23日

武士の一分

遅くなりましたが、昨日「武士の一分」を観てきました。

感想はちょっと難しいです・・・。
観る前から、『「たそがれ清兵衛」には及ばないだろうな』と思っていたので、
そういう意味では「予想通り」でした。
率直に云えば、起伏がなく、奥行きがないという印象。気がついたら終わって
いたという感じでした。希望を云えば、「ひとつ大きな山場」が欲しかった。
ただその「変化が少ない」というところに、当時の時代背景をだぶらせて
あえてこだわったのでしょうか。

日本の伝統・文化、日本人の精神性、武士という存在を「ハラキリ」位しか
知らない外国人には理解し易い、シンプルなラブストーリーでしょう。

中間・徳平役の笹野さんの存在感が光っていました。妻役の壇れいさんの
正しい美しさ、主役の木村君の光を失ってからの芝居も良かったです。
ああ、それから桃井かおりさんの独特な色あいも映像の幅を拡げました。
ただ惜しむらくは、国民的スターの木村君を”汚す”ことが憚られたことが
時代劇らしい良い意味での「暗さ」が感じられない結果になったように感じ
てなりません。

瞠目したところがひとつありました。
クライマックスの新之丞と、妻を弄んだ憎き相手・島田との決闘場面。
新之丞は島田に止めを刺さずに立ち去ります。
ここに山田監督の深謀遠慮が伺えます。
原作では殺しているにも関わらず、映画ではあえて殺さなかった。
実際、山田監督がどういう意図でこういう演出にしたのか、私は寡聞にして知らない。

何故止めを刺さなかったのでしょうか?
単なるヒューマニズムなのか?それとも・・・。
島田に僅かでも罪の意識や恥の感覚があり、そのことを新之丞が感じていれば、
止めを刺してあげることが「武士の情け」です。
でもその「負の意識」がないことを知ったがため、止めを刺さなかったのでしょう。
「殺す価値すらない」として。そして己の始末は己でつけろと突き放した。
私はそう思いたい。
さらに云えば、すでに島田への恩讐を超え、憐れさすら感じ、切腹させてあげよう
とする達観した姿とも解釈できるでしょう。

結果的に島田は切腹します。
何故切腹したのでしょうか?
島田が島田なりの「一分」として自らの所業にけじめをつけた。前向きの切腹。
そうとも考えられます。
このままでは己の悪行が周知となり、重い処分を下される。その屈辱には耐えられ
ない。だから仕方なく切腹した。後ろ向きの切腹。私はそう思いたい。
死の覚悟がある者にとっての切腹と、生への執着に練々とする者の切腹では
大きく意味が違ってきます。
この「止めを刺さなかった」という一点の解釈で、この映画の意味が変わります。
ヒューマニズムという視点からなのであれば、この映画は時代劇ではなくなります。
そういう意味でも興味深い描写でした。

今回友人と二人で観に行ったのですが、友人は「硫黄島からの手紙」を観たいと
云っていました、ですが私が「武士の一分」を観たいと云って押し切って観ました。
近いうちに「硫黄島からの手紙」を観に行こうと約束して帰路についたことは
云うまでもありません。

「武士の一分」を観ることで、前々作の「たそがれ清兵衛」が、陰影がくっきりと
して鮮やかな、やはり秀逸な作品だったことを再認識することになりました。
私は山田洋次ファンですから、次回作にまた期待したいと思います。  
Posted by ikusanin at 16:00

2006年02月18日

鬼平 新作

昨日、フジテレビ系で「鬼平犯科帳〜兇賊」が放送されました。
待望の鬼平新作です。
といっても、以前放送された1時間ドラマを、脚本とゲスト俳優を一新し、
2時間にリメイクしたものです。

「鬼平」は、平成元年7月から第1シリーズが始まりましたが、「原作がなく
なった後、オリジナルのシナリオを作らないでほしい」という原作者の池波
正太郎さんの生前の言葉に従い、平成10年6月に、第8シリーズで終了しました。
その後、事情により見送られていた作品を追加制作し、平成13年4月から
5本のみの第9シリーズが放送されました。その後は、1年に1本ペースで
スペシャルが放送されています。今回はその流れの2時間スペシャル。
いずれにしても、鬼平ファンにとっては待望の新作です。

いつ観ても、鬼平はいいですね。
吉右衛門はもとより、脇をかためる「イヌ」たちも安定感抜群。
ゲストの小林稔侍、若村麻由美などもいい味出していました。

「鬼平」の良さは、なんといっても俳優中村吉右衛門の魅力によるところが大きい。
そして松竹の細部にわたる時代劇へのこだわりが、クオリティの高い作品に
仕上げられています。もちろん原作の秀逸さは云うまでもありません。

安直な時代劇にありがちな、ストーリーの急転回や時代考証無視の奇を衒った
演出がなく、ゆっくりとたんたんとストーリーは進んでいきます。
江戸の町の四季折々の風景とともに、市井の人々の哀歓とその素朴な生き様
が相まって、なんともいえない芳醇な香りが漂います。
「鬼平」は大人の時代劇です。

現代の日本人が忘れようとしている大切なものが、この時代劇にはふんだんに
盛り込まれています。
エンディングのテーマ曲「インスピレイション」が流れ始めると、満足感と共に
心温まる独特の余韻が残ります。それが「鬼平」の魅力なのでしょう。

昨今、日本の時代劇が海外の映画賞を受賞するケースが増えていますが、
きっと「鬼平」は海外でも高く評価される日がくるでしょう。

世界に通用する本物の時代劇、それが「鬼平」です。  
Posted by ikusanin at 14:32

2006年01月14日

年末年始の時代劇2本の感想

放送から時間が経っていますので、今更ですが一応一言モノ申す。

まず「風林火山」から。
このドラマは信玄の参謀・山本勘助が主人公です。
しかし、2時間半ほどの放送時間の中で、3つの大きなテーマがありました。
一つは、中心となる信玄と勘助との主従の関係。二つ目は信玄・勘助と側室たち
女性との関係。そして最後が川中島での謙信とのいくさ。
2時間そこそこの短い時間で3つのテーマを描くのは無理です。
結果的に、3つ共掘り下げ方が浅くなっていました。特に川中島の戦いなどは、
ただ主人公の勘助が死ぬ場所、というだけの描かれ方のためか、20分ほどの
短い時間しかありませんでした。
毎年テレビ東京が昼から夜まで長時間にわたり放送する時代劇や、連続ドラマ
ならテーマが複数あっても表現できますが、この「風林火山」は消化不良に
終わりました。
テーマを一つに絞り、もっと深くまで人間模様を掘り下げるべきだったと思います。
それが私の感想です。

次に「新選組!! 土方歳三 最期の一日」。
三谷さんらしく、面白いエンターテーメントになっていたと思います。
細かな演出に気がまわっていたというか、本人が『「燃えよ剣」の呪縛から逃れる
のが大変でした』と語っている通り、「変えよう」という工夫が伺えました。
土方が最後の戦いに向かう際、近藤の遺品である新選組のハッピの片袖を
鉢巻にするあたりは、さすがに「うまいっ」と思いました。
何より良かったのが、三谷さんがインタビューで『男たちの真剣なやりとりに
終始するので、正月から男くさい、絵的には華やかではないシーンが続きます・・・』
と答えていましたが、男だけだったのが良かったです。土方をリアルに描くなら
女性はいりません。もっとも、「燃えよ剣」でのお雪とのロマンスは、まったくの
創作ながら秀逸でしたが。

俳優の山本君の洋装は、本当に土方に似ていました。土方本人におそらく
あったであろう底光りするような迫力までは表現されていませんでしたが、
そこまで期待するのは無理ってもんですよね。
「新選組!!」の全体を通しての感想は、一言「好」です。
ただ、1点だけ気になるところがありました。

土方が、降伏しようとする榎本に抗議にいった際、発した一言。
「だったら俺はどうすればいい!」と榎本に絶叫するシーンがありました。
このせりふは土方には似合わない。
奇しくも、「燃えよ剣」で沖田が土方に向かって、「新選組はこの先、どうなるの
でしょう」と尋ねた場面で、土方は答えます。「どうなるとは男の思案ではない。
婦女子のいうことだ。おとことは、どうする、ということ以外に思案はないぞ」
と言って、最後の一人になっても闘い抜く決意を語る名シーンがあります。
まったく対極のせりふです。
三谷さんが、「燃えよ剣」のこのシーンとわざと対比させるように、あえて描いた
といたら、恐るべし。そうでないのなら、×です。
土方が榎本に「どうしたらいい?」などと訊くのはありえないでしょう。
ドラマではその後、土方が榎本の考えに傾いていきます。
土方と榎本では価値観そのものが違っていたので、最後まで共感することは
なかったでしょう。

近藤と土方の「死」は対照的ですが、やはり歴史時代劇は、宿命ともいえる
「死」によって完結する。その”死に様”をどう描くかがポイントだと思います。

思い出されるのは、映画「ラストサムライ」です。上映当時もちろん映画館に
観に行きました。
「ラストサムライ」は、最後の最後で致命的なことをやってしまいました。
トム・クルーズが生き残ってしまったことです。そればかりか、小雪の待つ村に
帰ることを想起させるシーンで終わりました。渡辺謙、真田広之ら味方が
全員討死したのに一人生き残っちゃあいけません。
それは武士道ではないでしょう。

ちょっと話が横道にそれましたが、「新選組!!」は、全体的には良かったです。
私はこういう硬派な時代劇が好きです。  
Posted by ikusanin at 13:25

2005年12月24日

年末年始は時代劇三昧

12/27  河井継之助 〜駆け抜けた蒼龍
12/30  大奥 〜華の乱
1/2   天下騒乱 〜徳川三代の陰謀
1/3   新選組!! 土方歳三最期の一日
1/2・3  里見八犬伝
1/8   風林火山
1/8   功名が辻

今年の年末年始は時代劇が熱い。
毎年この時期は時代劇が多いのが常ですが、今年はなかなか充実していますね。
私は、上杉謙信、土方歳三をリスペクトしているので、「風林火山」「新選組!!」
は楽しみです。
「新選組!!」は脚本家の三谷さんも語っている通り、いかに「燃えよ剣」から脱却
したストーリー、演出ができるかがポイントでしょうね。異才の三谷さんだけに
期待したいです。

平成18年の大河ドラマは、「功名が辻」。
大河ドラマは本当に毛色が変わりましたね。
今回も主役は女性の仲間さんですから、「利家とまつ」のようなある意味ラブ
ストーリーのような展開になるのでしょうかね。

ここ数年、女性やらアイドルやらをメインにしたソフト路線にシフトしてきまし
たが、そろそろ剛直かつ硬派な大河ドラマをつくってもらいたいと思っているのは
私だけでしょうか?

時代背景は、やっぱり戦国時代。舞台は九州・・・。
主人公は、不敗の勇将・立花宗茂なんかどうでしょう?
好きな武将なんです。
猛将・高橋紹運を実父に持ち、鬼道雪・立花道雪の養子になり武功を重ね、
秀吉に「その忠義は鎮西一、その剛勇もまた鎮西一」「東の本多忠勝、
西の立花宗茂、東西一対の武将」と褒め称えられ、関ヶ原の戦いで西軍に属しなが
ら、家康に高く評価され、その後に旧領に返り咲いた唯一の大名。
戦さでは寡兵で大軍勢を打ち破る無類の強さを発揮し、生涯不敗を誇った。
また、妻のぎん千代は今流行の「鬼嫁」です。
結構面白いストーリーを描けそうですが。

戦国時代をテーマにした時代劇というと、信長・秀吉・家康など中央を舞台にした
ものばかりでちょっと食傷気味です。
少し変わったものを観たいですね。九州は魅力的な武将が多く面白いでしょう。

いずれにしても、今年の年末年始は時代劇を楽しみたいと思います。
それから大晦日の格闘技、特にPRIDEに注目です。
小川vs吉田はまさに”平成の巌流島”です。シウバvsアローナのミドル級タイトル
マッチ、五味vs桜井のライト級王者決定戦、ミルコvsハント、桜庭vs美濃輪などいい
カードが揃っています。
小川vs吉田で瞬間最高視聴率、紅白を上回ってもらいたいですね。

では皆さん良いお年を。
来年もよろしくお願い致します。  
Posted by ikusanin at 14:02

2005年11月09日

座頭市

日曜日にテレビ放送された、北野武監督作品「座頭市」をビデオ録画して、
昨日初めて観ました。

北野作品はこれが初体験です。

かの黒澤明が、北野作品は「余計な説明がないのがいい」と絶賛した理由が
よく分かりましたし、日本よりヨーロッパで評価が高いのも頷けます。

これは映画というより、芸術です。

ただし、好き嫌いがはっきり分かれるでしょうね。
私は「好」です。

鬼平のような、正統派の豪速球投手も好きですが、北野座頭市のような、七色の
変化球を投げる技巧派投手も魅力があります。

ストーリーそのものは殺伐としているわけですが、色彩、リズム、構図の美しさに、
要所に笑いが加えられ、それがスパイスとなって効いています。

勝新太郎の「座頭市」とは、比較する必要はありません。
何故なら、ジャンルが違うわけですから。

秋の夜長に、美しいアートを観させてもらいました。

座頭市 <北野武監督作品>
  
Posted by ikusanin at 11:19

2005年10月25日

昨日放送のテレビ時代劇2本を観て思ったこと

昨日放送のテレビ朝日系「世直し順庵!人情剣」を観ました。
なかなか面白い。やはり藤田まことは秀逸だ。

時代劇、とりわけ捕物帳だと、江戸ではひっきりなしに殺人事件が起きていたよう
に思いますが、実は江戸ではほとんど犯罪がなかったということをご存知ですか?
石川英輔氏の著書「大江戸生活事情」を読むと、江戸の警察官(同心)はたったの
24人しかおらず、50万人以上の都市をたったの24人で治安維持できたというの
だから驚きです。また享保年間(1716〜36)には、伝馬町の牢屋に被疑者が
一人も入っていなかった時期すらあったという説まであるそうです。
いずれにしても江戸は、犯罪が少なく治安が良かったのは事実のようですね。

テレビって案外嘘が多いものです。
ボーッと観ていると知らず知らずのうちに間違いや嘘を刷り込まれてしまいがち
です。こわい、こわい。

話は変わって、私が子供の頃よく見たテレビ時代劇といえば、「大岡越前」
「江戸を斬る」「遠山の金さん」「仕事人」などですが、その中で特に好きだった
のが「大江戸捜査網」です。
大人になってからだと、ダントツで「鬼平」ですね。
時代劇の場合、どこまでこだわれるかが勝負だと思います。
『神は細部に宿る』という名言がありますが、細かなディテールに神経が行き
届いていますよね、鬼平は。

19:00から放送の「世直し順庵!人情剣」に続き、20:00から放送のTBS系
「水戸黄門」を久しぶりに観ていて首をかしげました。
なんだか、子供向けの戦隊ものを観ているような軽薄さに興醒めしました。
水戸黄門を楽しみにしている年齢層の人達ならひどく違和感をおぼえる
ように思いますが、どうなんでしょう。

いずれにしても一つだけ確かに云えることは、時代劇には陰影が必要だという
ことです。今の時代に迎合したような明るさだけの軽薄短小な時代劇は観たく
ない。私はそう思います。
制作費などの問題もあるのでしょうが、こだわりの時代劇を切に望む!
〈終わり〉

大江戸生活事情
  
Posted by ikusanin at 13:03

2005年10月08日

武士の一分(いちぶん)

来秋公開される藤沢周平原作、山田洋次監督作品「武士の一分」をご存知ですか?
主演はSMAPの木村拓哉君です。

アイドルの主演映画を映画館に観に行ったことが一度もない私ですが、この映画は観に行かなければいけません。
「武士の一分」というタイトルを聞いた瞬間に、単純な私はコロッとやられました。
こういうストレートなタイトル・コンセプトに弱いんです。私は。

この映画は、邦画として22年ぶりの米アカデミー外国語映画賞ノミネートされた「たそがれ清兵衛」、ベルリン映画祭コンペティション出品作品「隠し剣 鬼の爪」に続く、藤沢時代劇3部作の締めくくりという位置づけの作品です。
原作は「隠し剣秋風抄」に収録されている「盲目剣谺(こだま)返し」。
まだ読んだことがないのですが、公開まで読まないでおこうと思います。

公開まで1年もありますが、ちょっと期待です。
主演以外のキャストがまだ発表されていないようですが、脇役がポイントですね。

山田監督ですから、観終わった後に心に爽やかな風が吹くような、きっとそんな
映画をつくってくれることでしょう。
乞うご期待!

隠し剣秋風抄
  
Posted by ikusanin at 12:37

2005年05月04日

やっぱり鬼平

昨晩フジテレビ系で放送された「鬼平犯科帳・劇場版」を見ました。
やっぱりいい。
何しろ吉右衛門がいい。カッコよすぎる。
平蔵がおまさ(梶芽衣子)を怒鳴るシーンは圧巻です。

「上司にしたい有名人」というアンケートが毎年行われていますが、私なら断然鬼平犯科帳の長谷川平蔵ですね。あんな上司がいたら命預けちゃいますね。

それにしても、エンディングでインスピレイションが流れ出したらいきなりブチッと番組終わったのにはカチンときました。まあテレビ放送なら仕方ないのでしょうが、もう少し余韻を残しましょう。鬼平とインスピレイションは一対なんです。
「終わりよければすべてよし」ですよ、テレビ局さん。
  
Posted by ikusanin at 13:03